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| 活力ある明日の近畿圏を支える港湾 西日本の経済成長を担う阪神港 神戸港・大阪港の機能強化を推進 |
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社会経済活動に必要不可欠な社会インフラの中でも、港湾は国際インフラであり、その整備の後退は許されないものとなっている。近畿圏における港湾行政を先導する近畿地方整備局港湾空港部では、太平洋、日本海、瀬戸内海と気象や海象が異なる海域で各地域特性を活かした港湾機能の整備に努めている。こうした中、同部を統括し、国際戦略港湾の阪神港をはじめ、管内各港湾での機能の拡充と強化とともに、防災・減災や老朽化対策を推進している石原洋副局長に、近畿における港湾の動向について聞いた。 |
■まずは今年度事業の取組状況から。 |
今年度事業では、関西のみならず西日本の経済を支える神戸港と大阪港の国際戦略コンテナ港湾の阪神港の機能強化に係る整備をしっかりと進めています。国土交通省港湾局では、国際戦略港湾政策として「集貨」「創貨」「競争力強化」の推進を掲げており、近畿地整としても阪神国際港湾会社と一体となって取組みを進めています。 |
■なるほど。来年度事業では、阪神港の機能強化をはじめ引き続きこれらの事業を進めていくことになりますね。 |
そうですね。このほかの事業では、堺泉北港汐見沖地区での水深12メートルの岸壁と泊地、航路等を整備中で、舞鶴港和田地区では水深12メートル岸壁の整備と臨港道路整備に係る用地買収を進めています。柴山港の外防波堤(西)築造工事では、二重円筒ケーソン15函のうち9函270メートルの据付が完了し、姫路港広畑地区では水深14メートル岸壁と臨港道路等の整備を進めています。 |
| 防災・減災、老朽化対策も継続 |
■防災・減災対策も重要で、来年度からは国土強靭化実施中期計画も始まります。 |
現在は、国土強靭化5か年加速化対策の取組を進めており、令和8年度からは第一次国土強靭化実施中期計画を推進していきます。同計画では、推進が特に必要となる施策として、港湾の耐震性能強化や港湾と海岸に関し気候変動に適応する施策が盛り込まれ指標も設定されています。 |
■カーボンニュートラルへの取組みも加速しています。 |
カーボンニュートラルの取組みでは、港湾におけるGXの推進として、管内各港湾において官民で構成する港湾脱炭素化推進協議会での検討を踏まえ「港湾脱炭素化推進計画」を策定し、脱炭素化に配慮した湾機能の高度化を目指すカーボンニュートラルポート(CNP)を形成することとしており、これまでに神戸港、大阪港・堺泉北港・阪南港、姫路港・東播磨港で計画が策定されています。 |
■近年は建設業界に限らず担い手不足が課題となっています。 |
担い手確保に関しては、第三次担い手3法の趣旨を踏まえながら、働き方改革と担い手の育成・確保、生産性向上を中心に取組みを推進していきます、直轄港湾工事では、適切な工期設定及び契約変更事務手続きはじめ、ICT活用工事の実施、BIM/CIMの運用、遠隔臨場、3次元モデル標準化への取組みとともに総合評価方式による賃上実施企業の評価等にも取り組んでいます。 |
■地方公共団体はじめ特に民間工事においては完全に浸透しておらず、牽引役としての国交省に期待しております。最後に建設業界に対する意見や要望、期待することがありましたら。 |
我々としても、引き続き建設業界の皆さまと一緒に先導的な取り組みを積極的に実施していき、それにより地方自治体の事業や民間工事への波及効果を期待しています。 |
■これからも施策の推進にご尽力下さい。ありがとうございました。 |
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