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県内シェアNo.1を目指す 設計・企画・提案力で勝ち抜く |
「神戸は思い入れのある土地であり、支店長として戻って来れたことを嬉しく思っている」と神戸への思いを述べる。同社創業の地であり、入社後の最初の任地が神戸支店の作業所であったことから、その思いもひとしおのものがあるとする。 |
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就任にあたっては、「お客様に対して、安全で品質を確保した作品を引き渡すことで信頼を築いていくことが第一」を基本方針に、そのためには、「当社の持つ設計力や企画力、提案力により厳しい受注競争を勝ち抜いていきたい」と抱負を語る。 |
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また、コスト競争に対しては、「協力会社と一体となった原価低減や作業所における生産性向上としてBIMやロボット化により省人化を図っていきたい」とする。特にBIMに関しては、設計と施工の各データを一元化し、「川上から川下まで共有できる体制」の全社的構築を進めていることから、機械化施工や竣工検査の遠隔化等に活用することで省力化・省人化を実現するほか、BIMデータによるプレゼンテーションなど、営業ツールとしても期待を寄せる。 |
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その一方で、社員に対しては、一人一人と対話を行い、それぞれが感じていることや思いを汲み取ることで、「気持ちよく働ける職場環境を実現していきたいと考えている」と述べ、社員との距離を縮めて「元気な職場の雰囲気を盛り上げていく」ことも自身の役割とした。 |
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今後の事業展開にあたっては、「兵庫県内でのシェアナンバーワン」を努力目標に掲げる。目標達成に向けては、自社の強みである設計施工から企画力、提案力を最大限に活かし「当社の持つまちづくりにおける総合力を発揮し賑わいを創出していきたい」とした。 |
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特に、お膝元の神戸市での活動に関しては、「阪神淡路大震災から25年が経過し、神戸市も復興から開発へシフトし始めている」との見方を示し、現在、市の中心部である三宮地区においてターミナル周辺や市庁舎の再整備が始動していることから「これらの動きに乗り遅れることなく動向を注視していく」とした。 |
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また、神戸港新港地区はじめウォーターフロントでの開発も進んでいることから、「これらに参画するための取組みを進めていきたい」と意欲を見せ、既に取組みを進めている垂水区や芦屋市をはじめとする阪神間での再開発事業を通したまちづくりへの貢献、須磨海浜公園再整備や六甲山等の「観光分野にも積極的に関与していきたいと考えている」。 |
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一方、コロナへの対応では、社内的には在宅勤務や時差出勤を奨励しながら、作業所では、「工事を止めずに最善の策を講じて工期を厳守する」ことから、休憩所等でのアクリル板設置、検温と消毒の奨励、自己申告による日常の健康状態チェック等を実践するとともに、万一の場合はすぐに情報を共有し、対応できる体制で、徹底した感染防止対策を講じている。 |
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思い出の仕事としては、最初の任地がハーバーランドの大規模再開発作業所であったことに加え、その25年後に所長としてリニューアル工事を手掛け、また、大阪OBPでも劇場の新築・解体に携わり、跡地にテレビ局を建設するなど、新旧2つの工事に携わったことを挙げる。 |
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また前任地の広島時代は、全社的にBIMの全面導入が本格化し、その試行が開始された大きな節目の時期であり、特に営業とタイアップして取組みを進めていたことも印象に残るとする。 |
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趣味は、ラグビーと昨年のステイホーム時に始めたアコースティックギター、海釣りなど。ラグビーは高校・大学とラグビー部に所属。現在でも年に1度、竹中工務店のチームと近鉄のOBチームとで花園で試合をしている。 |
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座右の銘は、日比野弘・元ラグビー日本代表監督の一番好きな言葉を色紙に戴いたことから「責任と信頼」。モットーは、明治大学ラグビー部の北島忠治元監督のモットーでもある「前へ」。 自ら「根っからの現場人」としながら今後は、「営業的な立場にも慣れていかなければ」とする髙倉支店長。支店としてのワンチームを束ねるスタンドオフの役割に期待したい。 |
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