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2つのグランドデザイン統合へ 大阪広域ベイエリアまちづくり推進 「密集市街地整備」新たな取組み |
魅力ある都市空間の創出や良質な公営住宅の供給、密集市街地解消など、安全で安心な都市居住の実現に向けて各種施策を展開する大阪府住宅まちづくり部。今年度は、部としてもコロナ対応を支援しながら事業推進に努めている。今後は、新たな大阪のまちづくりを描く、「2つのグランドデザインを統合したビジョンを策定する」とする藤本秀司部長に、来年度事業の見通しについて語ってもらった。 |
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■まずは昨年を振り返っての感想から。 |
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コロナで始まりコロナで暮れた1年でした。コロナ関連では、部の職員のうちこれまで延べ2千人以上が関連部局のサポートにあたり、大阪コロナ重症センターの整備にも建築系職員を派遣するなど、全庁挙げてコロナ対応にあたっています。 |
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■確かにそうですね。 |
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都市空間の創造では、グランドデザイン・大阪とグランドデザイン・大阪都市圏を推進しています。大阪市域では、うめきた2期や大阪城東部地区、大阪都市圏では大阪広域ベイエリアまちづくり、広域サイクルルートの取組み等を進めています。 |
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■なるほど。 |
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大阪都市圏では、広域連携型のまちづくりとして、各エリアの自然環境や歴史、文化資源を活かしながらまちづくりに繋げていく取組みを進めています。その一つが大阪広域ベイエリアのまちづくりです。大阪市から堺市、泉州地域までの臨海部を活性化させるもので、昨年八月には大阪市域から堺市域までの取組みを示したビジョンの中間取りまとめ(案)を作成しており、今後は今春を目途に、岬町までの大阪湾全体のビジョン(案)を取りまとめる予定です。 |
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耐震化着実に進む |
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■新たな方向性を打ち出すものですね。 |
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安全な住まいの実現では、現在、府内にある府営住宅11万8千戸、市や町営住宅14万2千戸の計26万戸と公社・URの住宅と合わせた40万戸近い公的賃貸住宅について、今後、減少する世帯数や人口に合わせてこれらの住宅をどう対応していくかが課題となっています。具体的には量的な縮小を図り、増加傾向にある民間賃貸住宅に代替できるものは代替していけるよう、来年度に改訂する住まうビジョン大阪に盛り込んでいく予定です。 |
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■ありがとうございました。 |
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